サイトが検索でヒットしない5つの原因と解決策

  • 「お金をかけてサイトを作ったけどなかなか検索でヒットしない…」
  • 「一生懸命ブログを書いているけど検索でヒットしない…」

サイトを運営している人ならば誰もが直面する悩みではないでしょうか?

検索でヒットしない状況が続くと全く先が見えず、サイトを更新していくモチベーションが下がってしまい、諦めてしまう人が非常に多いです。

そんな中でも、検索でヒットさせている人もいますし、個人で運営してる方のサイトでも検索でヒットさせている人もたくさんいます。

もしあなたのサイトが現在検索でヒットしていないのであれば、その原因は一体なんなのかこの記事を読みながら確認していただきたいと思います。

目次

1.検索でヒットしない原因①:仕組みを理解していない

自分のサイトを検索でヒットさせたいのであれば、サイトが検索でヒットする仕組みを理解することは必須です。検索でヒットする仕組みを知らないのに、検索でヒットさせようとする方が正直言って無理があります。

もしかしたら、自分がやっていることをブログで投稿しているうちに、たまたま記事がヒットしたということはあるかもしれません。

しかし、ビジネスをやっていて、サイトを検索でヒットさせたいと思ったのであれば、しっかり検索でヒットする仕組みを理解して効率よく運営できるようにしていきましょう。

一般ユーザーのWebリテラシーが高くなっている

数年前までは(スマホが普及するまで)は、誰かの日記のような個人的なブログであったり、文字だけがつらつら改行なしで書かれているサイトでも検索でヒットさせることができました。

ですが、今のWeb事情ではそうはいきません。スマホが普及したりWi-Fi環境などの発展により、ごくごく一般的な人でもネットに触れる機会が多くなりました。

それによって、一般ユーザーのWebリテラシー(知識)が高くなり、これまでのような質の悪いWebサイトでは見てもらえなくなりました。

それに伴って、Googleは検索ユーザーにとってためになるサイトを上位表示させるように検索エンジンの仕組みを改良しているため、その仕組みにのっとったサイトを作っていかないと検索でヒットしなくなっているのです。

だからと言ってGoogleの検索エンジンの仕組みの全てを理解する必要はありませんが、Webサイトを運営するに当たって最低限知っておきたい知識というものがあるので、それだけは確認しておきましょう。

検索エンジンの仕組みはこちら→

2.検索でヒットしない原因②:裏技が使えると思っている

検索でヒットさせるためには、できるだけ検索で上位表示させることが必須です。検索2ページ目よりも1ページ目。検索7位よりも3位、2位、1位の方がクリックされることも多くなります。

2ページ目までいく人はとても少ないです

このように、検索上位表示させるための対策をSEO対策といいますが、このSEO対策のことを検索でヒットさせるための「裏技」だと思っている人がいます。

裏技を使えた時代もあった

SEO対策のことを裏技だと思って勘違いしている人がいる理由としては、かつてはGoogleの検索エンジンを騙して検索上位表示させる方法があったから、今でもその方法が使えると思っているからでしょう。

あるいは、かつての裏技がSEO対策であると定着してしまっているのかもしれません。

しかし、今のWeb事情では裏技的なSEO対策は全く使えなくなりました。また、裏技を使ってSEOを上げることができたとしても、検索でヒットして訪れたユーザーは裏技であることを見抜いてしまいます。

なので、裏技でヒットしたとしても、それからビジネスにつながることはありません。

「SEO対策に裏技はない」ということをしっかりと肝に銘じて、ユーザーのためになるサイトを作ることを徹底していきましょう。

その結果、検索でヒットするようになるものです。

[aside type=”warning”]甘い話は乗らないほうが良い

SEO対策に関連して、甘い話があったら警戒したほうが良いです。今日のWeb業界においてSEO対策が簡単に施せることはまずありません。

もし、SEO対策を依頼する業者が「簡単に上位表示させることができる」と言っていたら、その方法をしっかりと聞いてみてください。

具体的に教えてくれない業者だったら、Googleからペナルティを受けるリスクが高い対策をやっている可能性があるので、考え直したほうが良いでしょう。

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3.検索でヒットしない原因③:ドメインパワーが弱い

ドメインとは、

ドメインとは、ネットワークに接続しているコンピュータの場所を示すインターネット上の「住所」にあたります。

引用:Yahoo!ドメイン

このサイトのドメインは【https://bs.team-air.jp/】です。アメブロのアカウントをお持ちの方は【http://ameblo.jp/○○○】というようなドメインを持っているはずです。

そして、ドメインパワーというのは【≒サイトのパワー】と考えていただいて構いません。つまり、ドメインパワーが弱いというのは【≒サイトのパワーが弱い】ということになります。

サイトを立ち上げ始めたばかりのときは、そのサイトの記事数やサイト自体の評価も高くないので、投稿した記事がなかなか検索でヒットしません。

キーワードの検索数や競合にもよりますが、サイトの立ち上げ期に投稿した記事が検索でヒットするようになるのは、少なくとも3ヶ月から6ヶ月はかかると思っていたほうが良いです。

なので、サイトを立ち上げてからモチベーションを高く持って記事を投稿し続けても、半年間は検索にヒットしないことが続くので、ここで投稿を諦めてしまう人がほとんどです。

コンテンツサイトやビジネスブログで失敗してしまう人が多いのは、ほとんどの人が検索でヒットしない時期に耐えきれずに諦めてしまうからです。

サイトを運営し始めてから半年~一年間はドメインパワーを鍛えている時期なので、検索でヒットすることを期待せずに、コツコツ投稿を続けることを心がけましょう。

ドメインパワーが強くなればサイト運営も面白くなる!

ドメインパワーが強くなったら、投稿した記事が検索でヒットするようになるまでの期間が短くなります。

それは、ドメインパワーが強くなると「このサイトから投稿されるサイトは良い記事だ」とGoogleに評価されるので、最初から高い評価をもらえるのです。

立ち上げ期の一年間はなかなか検索でヒットせず苦しい時期が続くかもしれませんが、それを乗り越えると徐々にヒットされるようになり、次第にアクセスも集まるようになり、お問い合わせやメールリストもどんどん集まるようになっていきます。

こうなってくると、サイトの運営も面白くなってきて、ビジネスの流れも良くなっていきます。検索でなかなかヒットしないのであれば、ドメインパワーが強くなるまで頑張って更新を続けていきましょう。

4.検索でヒットしない原因④:競合が多い

かなり万全のSEO対策を行って内容充実したものを書いたとしても、競合が多いキーワードだとどうしても上位表示するのは時間がかかってしまいます。

競合が多いかどうかの判断材料としては、「検索数が多いキーワード」はその分競合も多いと考えて良いでしょう。また、自分でそのキーワードで検索して競合が多いかどうかの判断もしてみてください。

もし競合が多いかどうか自分で判断できない場合はWebに詳しい人に聞いてみましょう。

そして競合が多いと判断した場合は、切り口を変えて違うキーワードで記事を書いたりSEO対策をやってみましょう。

検索ヒットを狙って競合を避けた例

例えば、当サイトの場合、一番狙いたいキーワードは「コンテンツマーケティング」、あるいは「Webマーケティング」というキーワードですが、すでに圧倒的に強い他社さんがいるので、「コンテンツマーケティング」「Webマーケティング」で上位表示を狙うのは無謀と考えました。

そこで切り口を変えて「検索 ヒット」というキーワードで調べてみると競合が少ないことがわかったので、「検索 ヒット」で記事を書いていきました。

同時期にコンテンツマーケティングというキーワードでも記事を書いてみましたが、上位表示されるスピードも記事からのアクセス数も「検索 ヒット」で書いた記事のほうが良い結果となりました。

※2017年1月現在はまだ上位表示されていません。

このように、必ずしも検索数が多いキーワードで記事を書かないと意味がないわけではなく、検索数が少なくてもその分競合が少ないので結果も出やすいということなのです。

まだサイトの評価が低かったりドメインパワーが弱い場合は、検索数が少ないキーワードでコツコツアクセスを集めていきましょう。その積み重ねがドメインパワーの強化に繋がっていきます。

[aside type=”normal”]競合を避けるSEO対策に「ロングテールSEO」というものがあります。特に小規模でビジネスをされている方にオススメの方法ですので、「ロングテールSEOとは?ゼロから着実にサイトを成長させる方法」こちらの記事も参考にしてください。[/aside]

5:検索でヒットしない原因⑤:サイト運営の目的が明確ではない

検索でヒットしない原因として、そもそもどんなキーワードでヒットさせたいか、わかっていないということがあります。

それは、サイトを運営する目的が明確でないために起きてしまうことです。

例えば、サイトの目的が会員さん向けのサイトであれば、会員さんに直接サイトを教えてあげれば良いので、検索でヒットする必要はありません。

名刺に記載したりサービスを知ってもらいたいという目的で、会社のホームページを運営するのであれば、「会社名」「商品の名前」が検索でヒットすれば良いのです。

そして、コンテンツサイトやビジネスブログなどを書いていて「いろんなキーワードでヒットして自分のことを広く知ってもらいたい」という目的であれば、自分や自社に関連するキーワードで検索でヒットさせたいところです。

このように、どんな目的でサイトを運営するのかによってやるべきことが全く異なり、検索でヒットするかどうかも変わってきます。

検索でヒットする・しない以前に、「本当に検索でヒットさせる必要があるのか?」確認してからサイトの運営を行ってみてください。

それを明確にするだけでもサイトから得られる成果は大きく変化するはずです。

[aside type=”normal”]そもそも「ホームページは何のために運用するのかわからない」という方は「ホームページを運営する目的」こちらの記事でホームページの目的を解説しているので、合わせて確認していただくと理解が深まります。[/aside]

サイトが検索でヒットしない原因がわかればサイトも良くなる!

検索でヒットしない原因は見つかったでしょうか?

原因を突き詰めてみると、テクニック的なことではなくてサイトを運営する本質的なところに問題があることに気がつくと思います。

そして、今回紹介した5つの原因をチェックすると、検索でヒットさせるためにどうすればいいか、今後のサイトの運営方針も変わってくると思います。

実際の記事の書き方やサイトの細かいSEO対策は、

  1. サイトを運営する目的を決めて
  2. 検索でヒットさせるためには裏技はない

ということをしっかりと理解してからで問題ありません。

大変だと思うかもしれませんが、今はどうやってもこの正攻法でしかWebサイトを成功させる方法はないと言っても過言ではありません。

そういう気持ちで取り組めば必ず結果にみえてくるので、ぜひ頑張ってサイトを作っていきましょう!

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